札幌 芸術の森1
- Day:2011.11.04 15:25
- Cat:北海道の公園
こういう施設になんだか気軽に行けないのは都会暮らしが長すぎた後遺症でしょうか?
箱根や美しが丘の『彫刻の森美術館』が大好きで、よく行っていたのですが色々とかかっちゃいますから。
渋滞地獄だし、駐車料金、入場料金、施設利用料金、そして人の多さ…etc
考えただけで足が遠のきますもん。

北海道はゆるかったデス。
入園料は無料、駐車場は一日500円だけど自転車で来ればタダだし、
しかも首都圏では考えられないけど自転車で園内を自由に回る事ができるし、犬の散歩だってOKです。
人も少なくてゆったりとしているからね。
『真駒内川』を渡ってむこうに見えてきたのが『空と地の軌跡』と言う彫刻です。

森を抜けるように進みます。駐車場の横の赤い壁の美しい建物が目に入りました。
『有島武郎』の旧邸です。さっそく入って見ます。

大正2年に建てられた邸宅をここに移築したそうで、もともとは赤い壁ではなく白木だったそうです。
窓や電灯もロマンを感じますよね。

館内を管理していらっしゃる男性からお話を伺わなければ気がつかないのがこれ『伝声管』です。

真鍮で出来ていて、台所と女中部屋をつなぐ『もしもし電話』みたいなものです。潜水艦とかに着いてるやつ。
でも、その距離は廊下一つ隔てているだけなんで、なんも無くても話せそうですが、やっぱり大声を出してはいけなかったのかもしれませんね。
さて、外に出て最初に目に入るのが入口に広がる池に浮かぶ『浮かぶ彫刻・札幌』です。
風や水の動きでくるくると自由に動きます。

彫刻を見ていたら池で遊んでいた鴨の中の一匹が、池から階段をよちよちとこちらに近づいてきました。
その目はあきらかに「なんかちょうだい。」

残念、なんにもないよ~~。
池のほとりには『ガラス工房』や『木工房』『陶工房』などがあります。

『芸術の森美術館』の外観。紅葉に生えて綺麗です。

前池には、沈んだ葉っぱと映りこんだ紅葉が綺麗な景色を造っています。

前には『真駒内川』が流れ、最近渡れるようになってきた吊橋もあります。
吊橋から見た紅葉の中、流れる『真駒内川』。

さて、いよいよメインの『野外美術館』に行ってみましょう。
つづく…

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