小金湯温泉・八剣山
- Day:2011.10.26 12:02
- Cat:北海道
…と言ってもこの辺もピークはちょっと過ぎています。
まずは『豊平川』の清流横にある『小金湯温泉』を目指します。
有名な『定山渓温泉』よりも、実は泉質はこちらの方が断然上だと思いますよ。
道路のずっとむこうにグランドキャニオンにありそうな、今にもインディアンがのろしを上げていそうな山が見えます。
これは『神威岳(標高983m)』といって『さっぽろ湖」が出来るまでは比較的登り安い山だったそうですが、今はそのルートは湖に沈んでしまい、結構むずかしい山になったみたいです。
『カムイ』とはアイヌ語で『神』と言う意味なので、昔はとても神聖な山だったのでしょう。

綺麗な山が道沿いに並びます。
ピークは過ぎているとは言え、やっぱりきれいだ。

『小金湯温泉』は以前は三件の温泉宿があったのですが、現在は『湯元 小金湯』と『まつの湯』の二軒の宿泊施設が存在します。
『湯元 小金湯』の方が施設も新しく広くて綺麗なのですが、泉質はここ『まつの湯』の方が良いと思います。

若い人は『湯元 小金湯』、お年寄りは『まつの湯』って感じの傾向がありますが、
若くも年寄りでもない自分達はどっちも楽しいです。
まあ、どっちが上ってことではなく、気分によって両方使い分けると楽しいですよね。
『まつの湯』の露天風呂は川に面していて、こんな感じの山を見ながら入浴ができますよ。

『小金湯温泉』には『アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)』と言う施設もあります。
『チブ(アイヌ船)』や『チセ(住居)』がお決まりのように置いてあります。

立派すぎる人気のない、建物の割に内容の伴わない展示館もあります。
日本全国、お金がないと言っているのにどこからこんなものを建てる予算が出てくるんでしょうか?
…いけない、いけない。美しい紅葉を見に来たんだった。


『小金湯温泉』から札幌市街へ向かう道に、特徴的な山『八剣山(観音岩山)』が見えてきます。
山の頂が八つの剣みたいに見えるからでしょうか、通称『八剣山』と呼ばれていますが、『ゴジラ山』と呼びたい感じです。
今にも岩肌を突き破ってゴジラが出てきそうですよ。

この山は標高498mしか無いのですが、登頂最後にあの岩山を登らなければなりません。
そこからは『札幌ドーム』まで見渡せるみたいです。
いつかチャレンジしたいな。

スポンサーサイト