ニセコ高原の紅葉3~大谷地湿原・神仙沼
そこが海抜750メートルの高地に広がる『大谷地湿原』です。

熊笹の群生地の中に、筋が見えますね。
これは湿原の中に通っている小川や木道なんですよ。
山が黒く見えますが、これは流れる雲の陰。紅葉は日が当たらないと途端に輝きを失います。
日が当たるとこんなにキラキラと輝くんですよね。
これは『ダケカンバ』かな?

『ニセコパノラマライン』をもう少し進んだ所にとても美しい神秘的な沼があります。
それが『チセヌプリ』の北側にたたずむ『神仙沼』です。

そうそう、10数年前に相棒の『チワワの小二朗』を抱っこしてこの場所を歩いていた時、子供に
「ねえ、お母さん。キタキツネって飼ってもいいの?」
そんなことを言われたことがありました。
今では信じられませんが、まだロングコートチワワなんて知られていない時でしたからね。
今回はキタキツネには会えませんでしたが、エゾシマリスに出会う事が出来ました。
さて、赤エゾ松や熊笹、白樺などが生い茂る木道を一キロほど歩きます。

白樺でしょうか…。厳しい環境を耐え抜いた証の力強い枝ぶりです。

そして最後に、このハイマツのトンネルを抜けると…

ぱっと視界が開けます。

心地良い風に吹かれながら、木道を進んでいきます。

この一番奥に『神仙沼』はあります。

紅葉や青空が深い水面に鏡のように映っていて、本当に神秘的です。

『草紅葉』もみごとでした。

この時期、休日に駐車場に入るには長蛇の列ができるみたいです。
北海道では珍しいですよ。それだけ人気があるんですね。
つづく…

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