鰻を食べに柳川へ 1
札幌~福岡間の移動はドアツードアで丸一にかかってしまうので実際の滞在期間は間の二日間だけなのですが…。
その二日目の19日はこちらの名物『鰻のせいろ蒸し』を食べることに決めていました。
さっそくいつもの『増田うなぎ』を調べてみるとなんとこの日は定休日。
市内の他のうなぎ屋さんに行くことも考えたのですが、せっかくなので『柳川』まで足を延ばすことにしました。と言っても電車で10分余り。
なんと電車で『柳川』に行くのはこれが初めての体験です。いつも車であっという間だからね。
初めて降りる『西鉄柳川駅』は新しく、とても立派な駅舎でした。
観光案内書があったので覗いてみたのですが鍵がかかっていては入れません。観光案内のチラシが欲しかったのですが…。

ガイドマップが手に入らなかったので、目的の場所をスマホで大体把握し、その方向へ歩き始めましたが、いかんせん初めて歩く場所なので今一どこにいるのか掴めません。
後ろを歩いている青年がなんとガイドマップを手にしています。その青年についていけば大丈夫だろうと、お堀に出たところで右に曲がりました。
お堀の際にはいろんな由緒ありそうな建物が並んでいます。
これは後で調べたところ『若力旅館』という、歴史のある割烹旅館でした。

柳川は数多くの神社仏閣が並んでいます。
福岡に住んでいるときには当たり前のように感じていた風景も、遠く離れて改めて歩いてみると本当に良い所ですねぇ。

30分ほど歩いたのですが、目的地に近づいている気配が全くありません。
そこで住民の方を捕まえて聞いてみると、なんと全く逆方向に来てしまったようです。(つД`)ノ
歩いていくのはきついのでバスに乗っていく方がいいと勧められましたが、歩くの大好きな僕たちは歩きを選択。
途中でこんな立派な『デコポン』が庭になっているのを発見。うらやましい。

途中で『おいでメッセ柳川』という案内書を見つけました。そこでガイドマップをやっと入手。
マップを見ながらなんとか目的地の近くまでやって来ました。時間にして1時間以上は歩いたでしょうね。
しかしこんな場所で『北海道ソフトクリーム』ののぼりだなんて風情がないよねぇ。

この情緒たっぷりのお堀沿いの道は『日本の道百選』に選ばれているそうです。
徒歩を選択したからこそ出会える風景です。

この石橋をくぐるときは頭に気を付けなくちゃいけません。
満潮時に低い石橋をくぐるときは船底に寝そべってないと頭が削れてしまいます。(゚∀゚)

途中であの『松岡修造』などテニスの名選手を数多く輩出した『柳川高校テニス部』の練習コートの横を通ります。

やっと柳川観光の中心部、いつも見慣れた柳川に着きましたよ。
いつもはせいろ蒸し発祥のお店『元祖 本吉屋』で食べるのですが、特上が6000円くらいだったと思いますがかなりお高いお店なので他のお店を探すことにしました。

パンフレットを見ながら以前一回だけ入った座敷の広いお店を探しましたがどこだか分かりません。( ノД`)
ここかなっと思って入ったお店がここ。『うなぎ処 楠川』というお店。

暖簾をくぐり足を一歩踏み入れた途端、探していたお店と違うことが分かりました。
先客はお昼時にもかかわらず誰も居ませんでしたが、そのおかげで落ち着いて過ごせましたよ。
このお店は窓がお堀沿いに全面開けていて、そこを通るどんこ舟を眺めながら食事が出来ます。
どんこ舟から直接お店に入ることもできるんですよ。

しばらくして注文した『上せいろ』がやって来ました。上でも2300円と言うお値打ち価格に不安でしたが、美味しそうな『せいろ蒸し』ですよ~。

お味は割とあっさり目で、年のせいかだんだんとくどい『せいろ蒸し』が苦手になって来ていたので、帰って美味しくいただけました。
うなぎはふんわりとしたタイプではなく、どちらかというと『かば焼き』のような香ばしい焼き具合で、皮目もパリッとした感じで美味しかったです。
レモンの香りの『肝吸い』がさっぱりしていて臭みもなく、口直しにとても良かったですよ。
箸だけでなく、スプーンもついている所もポイント高しです。

満足、満足。
つづく…。
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