積丹半島へ
- Day:2012.11.14 19:08
- Cat:北海道
でも、北海道はこの季節、4時を過ぎるとアッと言う間に、暗くなってしまうのです。
『積丹半島』の海沿いの道を走っていると、沢山の珍しい景色、中でも『岩』の形が素晴らしいのです。
みんな、片側一車線の道を『ハーゼロkm』オーバーで飛ばすので、車を停めづらいのですが、それでもいくつか撮影出来ました。
『美国(びくに)』にある『ローソク岩』。高さは46メートルもあるんですねぇ。
マンションでいったら、14~5階建の高さもあります。
この形、何となく??っと思っていたら、やっぱりこの岩、アイヌ語で『カムイ・イカシ(男神)』と呼ばれていたんですねぇ。
別名『チソチソ岩』と呼ばれているそうな。

※ソはンに変換して読むのじゃよ

しかし、【若い漁師が海の怪物を退治するため、海の女神から授かった兜と剣が岩になったというアイヌ伝説がある。】と言った、別の伝説もあるみたいで、どっちが正しいやら?
続いてこれは『セタカムイ岩』。
アイヌ語で『犬の神様』の意味があり、悲しい伝説が残っています。
【昔、オキクルミ(文化神)が狩りにいくとき、いつも6匹の犬を連れて歩いていた。しかしある時、オキクルミがここを去るときに犬を1匹置いていったので、置いていかれた犬は主人を追って海岸までやってきたが、海に隔てられ、悲しく遠吠えをしながら岩になってしまったのだという。】『北海道の伝説より』

これも、ここの看板には、別の伝説が書いてあったので、どうでしょう?
まぁ、どっちにしても作り話には違いない。

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さて、車から見える風景が、少しづつ変わってきましたよ。
今までの木々の生える山肌から、草だけが生えるる山肌に…。
異国の様で、なぜかワクワク。ヾ(´c_,`*)

目的地へ向かうカーブを、Uターン気味に曲がり、グングンと登っていきます。
眼下には、雄大な風景が広がっていますよ。

反対の山側はこんな感じ。

さあ、着きました。あこがれの『神威岬(かむいみさき)』。
思ったよりも、早く着く事が出来ました。
だって、みなさん、『ハーゼロkm』軽~~くオーバーですからねぇ。

半島の先端の先端、しかも日本海の、これから冬を迎えようという季節。
風がめっちゃ強い。飛ばされそうになる位です。
でも、駐車場から見る夕日は絶景。
そうそう、ここに駐車する時は、必ず車のオシリをレストハウスに向けて停めましょう。
そうしないと、ドアを開けた瞬間、強風でドアがもぎ取られる恐れがあります。

夕日が沈みそう。急いで迷路のような遊歩道を登っていきます。
結構きつい登りです。
不思議な事に、急に太陽の辺りだけ雲が無くなって、日がさして来ました。

『神威岬遊歩道』をやっと登りきったところで、山側の風景です。これも素晴らしいねぇ。

ここが、以前は女性が入る事を禁じられていた、『神威岬』の入り口、『女人禁制の門』です。

ここは、日本の中でも有数の景勝地なので、胸が高まるよ~。
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