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夢の里 オタモイ海岸へ 2

『オタモイ唐門』のある場所から、崖ともいえる位の急な斜面をくねくねと走る道『七曲り道路』を下りていきます。
ちなみにこの車は自分の車ではありません。

オタモイ遊園地 七曲り道路

木々の間から、パッと視界に美しい海が飛び込んできました。

オタモイ海岸 七曲の坂

最後まで降りて行くと、『自動車乗降広場(駐車場)』に出る事が出来ます。
この場所は『白蛇の谷』と呼ばれていた景勝地で、昭和7年に小樽の割烹料理屋の店主『加藤秋田郎』が『白蛇辨天堂』を作り、収容人数100人以上の『辨天食堂』を建てた場所です。

IMG_6548.jpg

尖った岩が同じ場所である事を証明しています。
奥の岩の下にあるのが『白蛇辨天堂』です。
手前が『鯉の泳ぐ池』、そして『相撲場』もあります。

白蛇辨天堂 辨天食堂

『辨天食堂』は、この場所の断崖の上に木造二階建てで作られました。
下の絵葉書をよく見ると、崖から突き出して建っているのが確認できます。

オタモイ遊園地 辨天食堂

この食堂は、とても大衆的なものだったそうですが、室内はハイカラな雰囲気。
その天井には二百余りの魚介類の絵が描かれていたそうです。

辨天食堂 デッキ

この広場には無料で楽しめる『演芸場』もあり、八百人余りの収容人数があったそうです。

オタモイ遊園地 無料公開演芸場

祝日毎に、日本舞踏や落語、民謡やレビュー等、各種の演芸を公開していました。

オタモイ遊園地 演芸場 ステージ

『加藤秋田郎』はその後、断崖絶壁に『白蛇辨天洞』と呼ばれる洞窟を手掘りで進み、切り立った崖の上に、京都の『清水寺』を凌ぐ規模の宴会場『龍宮閣』を建設しました。

オタモイ海岸 駐車場から 風景

『辨天食堂』の廊より臨む風景は、建物が無くなった以外何も変わっていません。

IMG_6656.jpg

『龍宮閣』のその姿は、切り立った岩と紺碧の海に囲まれ、まるで竜宮城のお伽の世界だったと言われています。
そして、とうとう昭和11年、演芸場などの数々の娯楽施設が整備され『夢の里オタモイ遊園地』が完成したのです。

オタモイ遊園地 地図 資料

駐車場の隅に『オタモイ海岸』へ続く欄干が残されていました。

オタモイ海岸 入口 欄干

こんなに綺麗な海です。いわゆる『積丹ブルー』と言われる色です。

オタモイ海岸 積丹ブルー

この日はもモヤっていたので、晴れ渡った日にはもっと美しく輝いているのでしょう。

オタモイ海岸 積丹ブルー

つづく…



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まとめtyaiました【オタモイ海岸へ2】
『オタモイ唐門』のある場所から、崖ともいえる位の急な斜面を走る道『七曲の坂』を下りていくと、パッと視界に美しい海が飛び込んできました。くねくねと急なヘアピンカーブを何度となく降りて行くと、駐車場に出る事が出来ます。この場所は『白蛇の谷』と呼ばれていた景...
  • 2012/06/13 15:04
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