有明の滝
- Day:2012.05.19 12:40
- Cat:北海道
何キロにも及ぶ散策路『有明の滝 自然探勝の森』が山の中を通っていて、とても気持ちの良い場所です。
まるでバンザイしてるみたいな葉っぱ。

渓流沿いを進み、滝を目指します。

この時期、いろんな野草が可愛い花を咲かせていますよ。
ブルー系の淡い色が綺麗な『ホソバエンゴサク』。
『エゾエンゴサク』はあちこちで見かけますが、『ホソバエンゴサク』は珍しい。
エンゴサクの名前は、漢方原料である中国名の”延胡索”を漢字音読みしたもの。
浄血・鎮痛・鎮痙薬として服用されるそうです。
エンゴサクの名は『風のガーデン』でも、頻繁に出ていました。

白くてかわいい花を着けている『ヒメイチゲ』。

黄色の花の『ツルネコノメソウ』。
果実が2つに裂けて種が見え、それがネコの目のように見えるところから、この名前が付けられています。

えんじ色の花のように見える額が特徴的な『エンレイソウ』。
『延齢草』と言うだけあって、これも薬草です。
その根は、高血圧、神経衰弱、健胃、腹痛、食あたりなどに効果があると言われています。

歳のせいなのか、花屋に並んでいる色艶やかな花たちよりも、ずっとこちら方が美しく感じてしまいます。

花鳥風月ですなぁ…。 ( ̄。 ̄)シミジミ
散策路の途中に、手のひらにすっぽりと収まる大きさの、かわいい小鳥の巣が落ちていました。
植物の繊維や苔、動物の毛などをじょうずに使った、ふわっふわの巣です。
小鳥たちは無事に巣立ちをすることができたでしょうか?

向こうに『有明の滝』が見えてきました。

この時期にしては水量も少なく、新緑もまだだったので今一のビジュアルでしたね。

でも紅葉の時期はとても素晴らしい風景になるそうです。
その頃にまた訪れてみましょう。

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